皆さんこんにちは、ALETTA by サンエーの中村です。
年末・年始の忙しさにかまけ、すっかり手つかずになっていましたが、久々のブログ更新になります。
気が付けばもう2月の中旬。
三寒四温という言葉がありますが、気分的には春に向かっている頃ではないでしょうか?
この時期、お店は贈り物を探しているお客様が多くなる頃。
バレンタインデーやホワイトデー、就職や退職、転勤や異動、入学や卒業等々、お祝いや挨拶の機会が増えるので、ギフトや贈り物のニーズがUPするからなんです。
そこで今回は、こだわりのある方に大人気の
【 WHITE HOUSE COX/ホワイトハウスコックス 】をご紹介いたします。
WHITE HOUSE COX/ホワイトハウスコックスとは
ホワイトハウスコックスは1875年、ホワイトハウス氏とサミュエル・コックス氏によってイギリスで創業された馬具メーカーになります。
略して「WHC(ダブリュエイチシー)」という呼び名で聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
創業当初は鞍や手綱などの馬具用品や、英国軍などからの依頼を受けた軍需用のアイテムをメインに製造をしていました。
ホワイトハウスコックスの代名詞であるブライドルレザーは、馬具用品製造時代から受け継がれているものなんですね~。
1930年代に入ると、ブライドルレザーを使ったファッションアイテム(カフスボタン入れ、シャツ用カラーボックス、またシェービングキットなど)も手がけるようになり、1970年代後半にはラルフ・ローレンからベルトの製作を依頼されます。
それが評価され、世界的なブランドになるきっかけになりました。
今では財布好きの人々の間では、「イギリス御三家」の一つと称されています。
歴史とブライドルレザーによるモノづくり
ホワイトハウスコックスは、1875年から100年以上続いている老舗馬具メーカーです。
馬具には、主に強く耐久性があり非常に硬い、馬具に使用するために開発された牛革が使用されているのが特徴になります。
そして、主に馬具のベルト状の用品に使用される革の総称がブライドル(馬の顔回りに装着する馬具の名称)レザーです。
その製法は、約10週間、樹皮や種子など自然の草木を使って丁寧にタンニン鞣しし、さらに天然の染料を革の深部にまで染み込ませ、じっくりと時間をかけて作られます。
ホワイトハウスコックスは、現在では希少なイギリス国内で生産したイングリッシュ・ブライドルレザーを使用しています。
イギリスが発祥のブライドルレザーは、革の表面に白く油脂成分が固形化した「ブルーム」が噴き出しています。
ブルームとは、革に塗り込んだグリース成分が凝固化したもので、白く刷毛目の跡が特徴です。
これは革を製造する最終工程で、ブラシなどによってグリースを革に擦り込む蝋引き加工によるもので、ブライドルレザーの表面に現れる特有の現象になります。
悪天候が多い英国の気候に由来し、
①雨水などの余分な水分が革への染み込みを防ぐ
②乾燥した時に革の内部の水分が外へ逃げないため
の防水加工になります。
革を守るために開発された伝統の製法なんですね。
現在でもホワイトハウスコックスの伝統は受け継がれ、経験豊かな職人により、ハンドメイドで創業当時と同じ製法で作られています。
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ブライドルレザーのお手入れ方法
ブライドルレザー購入直後は、革の表面を白いブルームが覆っています。
気になるかもしれませんが、個人的にはブルームが表面についた状態でご使用になることをおススメしています。
もちろん拭き取った(磨き上げた)後使用されてもかまいませんが、製品を使い始めることで徐々に落ちていきます。
そのままの状態をおススメする理由は、ブルームには蜜蝋などのロウ分が含まれているので、不純物が含まれた水分が革の内部へ侵入することを防ぐことができます。
この作用により、品質が損なわれず、長い年月に渡って使い続けることができるんです。
そういった理由から、ブルームが付いたまま製品を使い始めることをおススメしています。
また、ブライドルレザーは長期間使用しないでいると、再度ブルームが現れることがあります。
湿気の多い時期は、革の内部に水分を吸収して膨張し、乾燥した冬季に革が縮むと革の内部からグリース成分が噴出します。
これも柔らかい布で磨くか、ブラッシングすることで革の中に戻ります。
そして革の特性上、使い続けるうちに摩擦が多い部分は艶が増し、透明感のあるきれいな製品へとエイジング(経年変化)をします。
ぜひその変化を味わってください。
*ブルームが衣類など他のものへ移ってしまうこともあります。ご注意ください。
それではALETTAセレクト、ホワイトハウスコックスの人気アイテムをご紹介いてまいります。
3つ折り財布
ホワイトハウスコックスでは人気ナンバーワンのモデル。
ブライドルレザーを使用した、2トーンカラー仕様の3つ折り財布です。
アウトサイドの半円形フラップがデザインが特徴的ですね。
サイズは、約 ヨコ14×タテ9.5×マチ2.5cm。
スナップボタンで開閉するタイプになります。
札入れが1つに、スナップボタン式コインケースが1つ。
カード入れは5枚収納ができ、多目的に使えるオープンポケットが3つと、充実した収納スペースが魅力の一つです。
コインケースには十分なマチ幅があるので、中身が見やすく、出し入れしやすくなっています。
札入れは深めのデザインで、折りたたんだ際にもお札が見えることがないので、女性人気も高く、ユニセックスで使用できるのが良いですね。
ラウンドファスナー式長財布
引き続きご紹介するのは、長財布です。
サイズは、約 ヨコ19×タテ10×マチ2.5cm。
ラウンドファスナーで開閉するタイプで、中身を確認し易く出し入れがスムーズになります。
札入れが2つに、小銭入れが中央に1つ。
カード入れが方側4枚x2で8枚、ポケットは2つ付いて、収納力抜群の実用性が高いモデルになります。
ファスナーは世界でも有数のファスナーブランド、スイス製のriri社を採用しています。
赤色の財布は男性が使用するのに抵抗があるかもしれませんが、掲載のレッドカラーは、派手なイメージではなく、むしろ深みのある良い色に仕上がっています。
エイジングをしていく事で、さらに落ち着きのある色へと変化していくので、トレンドや年齢に関係なく使用できると思います。
まさにビンテージの良さが味わえますね!
2つ折り財布
コインケースのない、シンプルな2つ折り財布です。
サイズは、タテが約9.5、ヨコ約11cm。
お札入れ2つにカードポケットが8つ、オープンポケットは2つの仕様になっています。
スリムなシルエットは、ジャケットのポケットへの出し入れもスムーズ。
2室に分かれている札入れも、レシートや領収書などの区分けもしやすくて、便利ですね。
キャッシュレス払いの方に、ピッタリではないでしょうか。
ネイビーにレッドの2トーンカラーが、カッコイイです。
メッシュベルト
カジュアルからドレスまで合わせやすい万能ベルトとして人気のメッシュベルトです。
生後2年を経過したメスの牛の皮(カウハイド)を使用しており、やや柔らかさを持ちながらも、 カーフスキンやキップスキンより厚みがあり、丈夫なのが特徴になります。
ベルト幅は32mm。
熟練の職人が、ハンドメイドで編み上げているので、目が詰まっており、経年による伸びも少なく、耐久性に優れています。
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ポイントはレザーの素材感や、落ち着いた色合いです。
付けるだけで、大人感を底上げしてくれますよ。
その他のアイテム
ご紹介した商品には、カラーバリエーションがあります。
まとめ
ALETTAの「ホワイトハウス コックス」コレクション、いかがでしたか?
大切な人へのプレゼントには、長く使える上質なお財布がピッタリ♪
こだわりのある方にも、喜んで使っていただけると思います!
この春の贈り物に持ってこいなブランド、
ホワイトハウスコックスをご紹介いたしました。
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今回ご紹介したホワイトハウスコックスも、動画でご紹介していますので、ぜひご覧ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。